厚生労働省は2021年の日本人の平均寿命は女性87.57歳、男性81.47歳で、前年と比較して男性は0.09年、女性は0.14年低下したことを2022年7月に発表しました。コロナ感染症による者が死亡増加したことが原因とみられます。

介護の必要がなく健康的に生活できる期間を示す「健康寿命」については、2019年（令和元年）は男性が72.68歳、女性が75.38歳であると厚生労働省が公表しています。 平均寿命と健康寿命の差は、男性で8.73年、女性で12.06年もあるのです。高齢者が要介護者とならぬよう健康で長生きできる社会の実現を目指す必要があります。

厚生労働省「国民生活基礎調査」（平成28年）によると高齢者が要介護状態に至る要因として、①認知症、（18%）、②脳血管障害（17%）、③高齢による衰弱（13%）、④関節疾患（10%）が列挙されています。薬物や治療法の進歩により、脳血管障害は急速に減少していますが、高齢化に伴い認知症が増加しています。 要介護となる高齢者の健康を少なくとも５年程度保つことができれば、現在の平均寿命の観点から見て、対象人口の多くが健康寿命を全うできることになります。高齢者の健康を維持できる医薬品や健康食品の重要性はますます増加して行きます。

株式会社Todoフォーラムは健康寿命に貢献する医薬品、健康食品の研究開発をサポートするコンサルティング事業を行うと共に、機能性食品の自社品研究開発に取り組んでいます。